◆ はじめに

 この度、弊社と株式会社エンジョイワークス(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役 福田 和則)が連携し、国土交通省人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業に採択されている「まごころアパート」を「居住サポート住宅」制度に対応させ、さらにその拡大展開として「まごころヴィレッジ」「まごころリノベアパート」等を創るプロジェクトを開始しました。

 

 この連携に、地域の料理上手なシニア世代が、地域に美味しい食体験を提供する事業「ジーバーFOOD」を展開する株式会社ジーバー(本社:宮城県仙台市、代表取締役:永野 健太、以下、ジーバー)も加わり、三社連携の始まりの会として「まごころアパート」連携プロジェクト・キックオフイベントを7月11日(木)に開催いたしました。イベントダイジェスト(2)をお届けいたします!

 

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◆ 離れて暮らすご家族や地域をつなぐ、Wi-Fiセンシングの可能性

(上原)

 みなさん、こんにちは。ご紹介にあずかりました株式会社おきでんCplusCの上原です。ここまでのお話の中に「Wi-Fiセンシング」というキーワードが出てきましたが、まずはこれが何なのかをご紹介しますね。

 

 パソコンやスマホをインターネットにつなぐ時、あちこちに飛んでいるWi-Fi電波をつかまえますよね。Wi-FiセンシングとはWi-Fi電波を使って、お部屋の中の人の動きや睡眠の状況を検出できる世界最先端の技術です。

 

 おきでんCplusCは、Wi-Fiセンシング技術を開発した Origin Wireless Inc. というアメリカの会社と6年ほど前から協業して、高齢化している日本社会の福祉分野へこの技術を応用するよう取り組んで参りました。

 

 デバイスはシンガポールに本社がある nami.ai Pte. Ltd が開発。プラグ&プレイの簡単Wi-Fiセンシング機器です。活動センサーのデバイスは小さなコンセント型で、リビングや洗面所に設置します。睡眠センサーは丸い形をしていてベッドの枕元、寝室に設置します。どちらも大掛かりな工事は不要。壁などのコンセントに差し込んだら、簡単な設定ですぐに使えます。

 

(上原)

 Wi-Fiセンシングって、高齢者がそのデバイスの前を通り過ぎた時だけ動きを検知する技術では無いんです。Wi-Fi電波はお部屋の中で反射しながら横方向だけでなく縦方向にも広がります。ぐるっと360度の空間の広がりの中で活動状況、睡眠状況、さらには転倒検知、生存確認ができるんです。

 

 そのようにデバイスで取得した24時間365日の屋内活動・睡眠データを分かりやすく見える化する「やさしいみまもりアプリ」を開発しました。私の母は76歳、沖縄県の石垣島で一人暮らしをしていますが、この画像は母の1週間の生活をWi-Fiセンシングでみまもって、取得したデータをアプリに表示したものです。オレンジ色が活動データ、青色が睡眠データを示しています。

 

 離れて暮らす息子としてはアプリを見て「ああ、オレンジ色が続いて昼間はよく活動しているな、いつもの時間に就寝しているな」と安心できる。青色が夜中に途切れて起きていることが二日くらい続くと息子としては心配になる。こどもたちと一緒に「おばあちゃん」にLINEしたり、気遣いの電話をしたりなど、活動・睡眠変化を踏まえたコミュニケーションをとることができるようになるんです。

 

(上原)

 おきでんCplusCは令和4年度、令和5年度に続いて、沖縄県「令和6年度離島・過疎地域づくりDX促進事業(高齢者等のみまもり支援事業)」に今年度も採択され、MIKAWAYA21のみなさんと協業しています。

 

 この事業の一環として、公営住宅にWi-Fiセンシングを導入したことがありました。お年を召していて身寄りのない方々がいらっしゃいましたが、このスマホのアプリを使って、「私はあなたをみまもります、あなたは私をみまもってください」という、高齢者同士の自発的な「共助」が生まれました。地域がつながっていく。こんなうれしい使い方をしてくださるとは我々も想定外。大変勉強になりました。

 

 もうひとつは、沖縄北部の東村での実証実験の事例。もともとは約20の高齢者世帯を区長さんがおひとりで、1世帯ずつみまもり訪問をされていましたが、その全てにWi-Fiセンシングを導入しました。

 

 それまで区長さんは「気にはなるけれど、毎日全世帯には訪問できない」というジレンマに悩んでいらっしゃいました。でもWi-Fiセンシング導入後は、公民館にいながらにして、タブレットから「ああ、みんな元気に活動している、大丈夫だ」ということが分かる。気がかりなデータが取れた時は、「ちょっといつもと違って様子がおかしいから、訪問して顔を見て行こう」と効率的、効果的なみまもりが行えるようになりました。

 

(上原)

 そして本日(2024年7月11日)プレスリリースいたしましたが、おきでんCplusCと大宜味村は高齢者のみまもり支援事業に関する協定を締結しました。村内にモデル地区を3か所ほど設置し、地区内すべての(100%)高齢者宅を対象としたみまもり体制を構築するものです。基本は自助、そして地域住民がつながる共助、最後はしっかり公助がまわるような社会システムを構築していきます。

 

 カメラもマイクもウェアラブルも不要な、最先端のWi-Fiセンシング技術を使うことで、地域関係者は平時から高齢者宅の状況をプライバシーに配慮しながら確認可能になります。災害時には家の中にいる、いないといった情報が避難支援に活用できるでしょう。

 

 また、一定時間活動・睡眠が検知されない場合には、孤独死放置可能性をいち早く家族・地域関係者・自治体等へエスカレーションする機能がありますから、これまで随時対応が大きな負担となっていた自治体・公的機関等の負担軽減にも貢献するでしょう。

 

(青木)

 上原さん、ありがとうございました。自治体・公的機関に加えて、不動産管理会社や大家さんの負担軽減にも貢献できますね。東京都の自宅住居で亡くなった単身世帯者の統計※によると、お亡くなりになった後に2週間以上気が付いてもらえない方が男性では約3割いらっしゃる。3人におひとりという確率で発見されない方々が、「まごころアパート」に導入するWi-Fiセンシングの技術とデバイスによって、ゼロに近づけられるかもしれません。

※東京都監察医務院で取り扱った自宅住居で亡くなった単身世帯の者の統計(令和2年)

 

 さあ、こうしたハードに加えて大切なのが、まごころアパートに入居してくださるシニアがワクワク毎日暮らせるかというソフトの面だと思います。ここからは、株式会社ジーバーの永野さんに「ジーバーFOOD」の取組について語っていただきましょう。

 

◆ シニアがワクワクする「おしごと」、生きがい創造事業。

 

(永野)

 こんにちは、株式会社ジーバーの永野です。「ジーバーFOOD」は2022年11月に仙台でスタートしました。どこにでもあるような商店街の空きテナント。これを地域のために有効活用してほしいというお話を宮城県仙台市太白区長町・長町商店街連合会の会長さんからいただいたことが始まりです。

 

 シニア、企業、地域のためになるような事業をやりたいなと考えていたら、ちょうどその時に青木さんの「まごころサポート」と出会いました。僕の本業は不動産業なんですけど「株式会社ユカリエ」としてまごころサポートに加盟しました。シニア世帯の生活支援をするうちに、次第に地域のシニアのみなさんが集まるようになりました。

 

(永野)

 当時、試験的に地域の野菜販売もしていたんです。すると、お会いするシニアの方々が想像していたよりもずっと元気なことに気が付きました。シニアってたくさんサポートしてほしいのかなって思っていたらそうでもなくて。「もっと自分たちのパワーを活かしたい」「年はとったけど新しいことにチャレンジしたい」という想いをみなさん持っていらっしゃる。

 

 おひとりおとりの元気な力を地域の、社会の力に変えていく。そんな環境や仕組みが高齢化していく日本にはまだまだ足りなくて、必要だと考えてジーバーFOODを立ち上げました。

 

 地元の新聞販売店さんの力をお借りして広告を出すと、毎回20人近くの方が自分も仲間になりたいと「おしごと説明会」に参加してくださるんです。飲食店経営者の方にお話しするとみなさんびっくりされます。「え!この時代にそんなに集まるの?」って。

 

 僕たちは「仕事」を斡旋するのではなく、シニアの「おしごと」を創出したい。お金のために嫌なことを我慢して働き続けるのではなく。好きなことや得意なことを活かして、人の役に立つことで「ありがとう」の言葉と一緒にお金を得ていただきたい。だから、募集チラシには時給情報は一切書いてないんです。すると「自分にできることがあれば」、「地域の役に立ちたい」と魅力的な方々が集まってくださるんです。

 

 もちろん、人が集まるとちょっとしたいざこざはつきものです。ロッカールームであんなこと言われちゃったよとか(笑)でも、そこも含めてコミュニティが活性化しているんですね。その日にドアを開けて出かける場所と用事があって、ワクワク心が動いて、みるみる顔色が明るくなっていくんです。

 

※資料提供:株式会社ジーバー。宮城県富谷市が所有する施設運営をジーバーFOODに委託決定。宮城県多賀城市では公園利活用事業の飲食スペース運営をジーバーFOODに委託決定。仙台を代表する⽼舗洋⾷店「レストランHACHI」の “⽇本⼀のナポリタン”の仕込みを、地域のジーちゃんバーちゃんがお⼿伝いする「本当に美味しい応援隊」もスタート。長野市や三島市など仙台以外の地域でもジーバーFOODがスタートしている。 

 

◆ 食が人をつなぐ。アパート内コミュニティキッチンの可能性

 

(青木)

 永野さんは、不動産事業者でもいらっしゃいます。プロの目で見た時、「おしごと付きアパート」って斬新でしょうか?

 

(永野)

 先ほど平川さんが仰ったように「食事」は人と人を繋ぐ一番の場だと思います。でも、食事付きアパートを作ろうとなった時にこの人手不足の時代に誰が食事を作るかがいつも課題になる。いろいろな自治体とお話をさせていただきますがいつもこの課題が出てくる。

 

 そんな時、ジーバーFOODを「まごころアパート」内のコミュニティキッチンで展開するとどうでしょう。アパートに住んでいるシニアや近所のシニアが集まって、一緒におかずづくり、お弁当づくりをする。

 

 ひとりでさびしいおじいちゃんもおばあちゃんも、みんなでわいわい食事をする。単身高齢世帯が増えて行くこれからの時代に、おしごと付きのまごころアパートは、斬新かつ必要不可欠と考えます。

 

(青木)

 永野さんには第2部でもたくさんエピソードを語っていただきましょう。

 さて、まごころアパート事業を拡大していくうえで、建築系や不動産系事業者のみなさんに仲間になっていただくことが大切と考えています。そのお立場で、藤井さんにまごころアパートの可能性を、福田さんには資金調達の仕組みづくりについてお話しいただきましょう。

 

◆ 街の未来を建築系、不動産系事業者のみなさんと共に創る

 

(藤井)

 株式会社物件王、株式会社ここいえの藤井です。アパートって40年位前から資産活用の手法として全国にどんどん建てられました。もちろんそれまでも長屋のようなものはありましたが、普及が加速していった。

 

 そして今それが老朽化してきて、退去者も増えてきて。子供や孫に相続させようという話になっても、別にほしくないと。サラリーマンだし、この際もう手放してしまいたいという方々がたくさんいらっしゃる。そうすると、空き家と一緒で空きアパートが増えてくる。アパートって面積が大きいので廃墟化した時の周辺住宅地への影響も大きい。

 

 

(藤井)
 そうした課題解決のひとつの方法として、コンセプトアパートという形でシニア向けの住まいを提供できる。若者に出会いたいけれど、話し相手がシニアしかいない方々が集まり、コミュニティが形成される。昔の古い建物が生き返って、また使われるようになる。確かに耐震の性能をあげていかなくてはならない等の課題はあるかもしれない。でも新築ほどの大きな費用が生じる訳ではありません。

 

 まごころアパートを普及させるには、全国どこにでも相談に乗ってくれる建築や不動産の専門家がいることが重要。ひとり、ふたりじゃなくて。たくさんの仲間がスクラムを組んで「よし、こういう世の中にしていくぞ、やるぞ!」と力を合わせることが大切です。

 

(青木)

 率直に申し上げると、新築で建てる今までのビジネスモデルの方がラクですよね。でもまごころアパート事業については、志というか、街の未来をどうしていくかということに共感してくださる建築系、不動産系事業者の方が重要になってくると思います。

 

(藤井)

 もちろん志も大事です。ただ、コロナっていう予想外のことが起きた。建築業界ではコロナ前と比較して60%売り上げダウンしている事業者さんがたくさんおられ、事業継続を断念された方もいらっしゃる。少子高齢化で事業承継上の問題から断念された方もいらっしゃる。閉塞感の漂う状況。

 

 一方で、これから単身高齢世帯は確実に増えていきます。売り上げを立てる、そして社会貢献もしていく。この両立を僕はまごころアパートに期待しています。

 

◆ 「まごころ地域住宅FUNDプロジェクト(仮称)」による資金調達

 

(青木)

 では、資金調達の面においてどのような仕組みが可能か、お金のプロである株式会社エンジョイワークスの福田さんにうかがいましょう!

 

(福田)

 僕、お金のプロってことになっているんですね(笑) 参加者のみなさんは、まごころアパート事業が、共助、相互扶助、共創、ネットワーク、コミュニティという文脈のお話だと掴んでいただけたと思います。まごころアパートのコンセプトって良いよね、このアパート増やしていきたいよねと言う時、青木さんのおっしゃるとおり「お金どうする?」というお話になります。

 

 先ほど藤井さんのお話に出てきたアパートオーナーの投資という目線では、数字が合えば銀行からお金を借りて進めていくこともできるでしょう。一方でこれからは、個人もしくは法人のバランスシートに頼った資金調達だけではなく、みんなでお金を出し合って、創り上げて、守っていく。そこから得られるキャッシュフローはみんなでシェアするというやり方もいいんじゃないかなと。

 

 そして実はお金の話だけではないと思うんです。実際にお金を出すことによってこの事業と関係性が生まれる。また、お金を出し合った人同士にも関係性が生まれる。
若い人だっていずれシニアになりますから、自分の将来が自分ごとになるということにもなる。そういう観点ではお金の話であるし、お金を出し合うことでの関係性の話でもある。ファンドという手段を考えるのもアリだと思うんです。

 

 

(青木)

 福田さんって、利回りだけで考えるのではなくて、何度もワークショップを開いてバーベキューやって。大切にしていることに共感しあうメンバーが集まってプロジェクトを立ち上げる。そんなお金の集め方をしていらっしゃる。まごころアパートの可能性をどうお考えになりますか。

 

(福田)

 今のシニアが、そして将来のシニアである今の若い方が、本当に必要と思うかということだと思うんです。「Wi-Fiセンシングでみまもってもらえる。すごくいいよね、安心だよね」「ジーバーFOODのおしごとコミュニティで自分の人生が豊かになるよね」って思えるかどうか。

 

 みんながそう思えれば、共感を呼ぶものになって、みんなで創り上げて行こうとなるし、お金も出していきましょうとなるでしょう。

 

◆ 次世代に希望をつなぐまちづくり

 

(青木)

 平川さん、この二年間くらいずっと、みんなの共感を呼ぶキーワードを考え続け、パズルのように組み合わせてこられましたが、今日こうやってキックオフイベントを開催することができました。

 

(平川)

 もともとは妻の実家の相続の問題がありました。その土地建物は売る予定でした。だけど義理の父が親から受け継いで、40~50年住んできたところを売り払って相続しやすくするということは選ばなかったんです。銀行との話し合いが途中まで進んじゃってたから、方向転換はちょっと大変だったんですが(笑)

 

 でもやっぱり、長く住んだ場所と、そこでの人との関係を次世代に引き継いでいきたいという義理の父の想いにどう応えられるかを考えることにしたんです。

 

 そんなこともありながら、2年近くまごころアパートの事業構想をしていたら、住宅セーフティネット法の改正があって、居住サポート住宅制度が創設されることになって。やりたいことがやれそうな環境になってきた。自分たちのサービスが世の中に必要とされるものであれば、その流れに乗るということで本日、ご披露の場を設けさせていただきました。

 

 シニアが元気じゃない国は希望が無い。我々50代は25年後にどう暮らしているでしょうか。子供や孫たちは未来に希望を持てるでしょうか。シニアがコミュニティに参加して幸せに暮らしていれば、幸せな若い世代の暮らしもそこにあるはず。我々50代こそがこの事業にしっかり取り組んでいきたい、そんな意気込みでここにいます。

 

(青木)

 本日はたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。みなさまと力を合わせて、持続可能なまちづくりを目指したい。このまごころアパートプロジェクトに、たくさんの方のご参画をお待ちしております。

 

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< IMPACT STARTUP SUMMIT 2024 に登壇決定!>

 

この度、MIKAWAYA21が正会員に認定されているインパクトスタートアップ協会が
「IMPACT STARTUP SUMMIT 2024 」をTokyo Innovation Base(有楽町)にて開催します!

 

代表青木がスタートアップセッションに登壇しますので、ご都合よろしければぜひご参加くださいませ!

 

 

< イベント概要 >

IMPACT STARTUP SUMMIT 2024 開催決定

インパクトの最前線に触れ、新しい未来へ繋ぐ一歩を踏み出すイベント

〜2024年9月11日(水)に有楽町にて開催〜

 

「社会課題の解決」と「持続可能な成長」を両立させ、ポジティブな影響を社会にもたらすことを目指すインパクトスタートアップ協会(Impact Startup Association 以下、ISA)は2024年9月11日(水)に社会的インパクトの最前線に触れる対面イベント「IMPACT STARTUP SUMMIT 2024 」をTokyo Innovation Base(有楽町)にて開催します。

 

 

イベント詳細は以下からご確認いただけます!

 

▼ IMPACT STARTUP SUMMIT 2024 公式サイト

https://impact-startup.or.jp/summit

 

▼ プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/109519

◆ はじめに

 この度、弊社と株式会社エンジョイワークス(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役 福田 和則)が連携し、国土交通省人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業に採択されている「まごころアパート」を「居住サポート住宅」制度に対応させ、さらにその拡大展開として「まごころヴィレッジ」「まごころリノベアパート」等を創るプロジェクトを開始しました。

 

この連携に、地域の料理上手なシニア世代が、地域に美味しい食体験を提供する事業「ジーバーFOOD」を展開する株式会社ジーバー(本社:宮城県仙台市、代表取締役:永野 健太、以下、ジーバー)も加わり、三社連携の始まりの会として「まごころアパート」連携プロジェクト・キックオフイベントを7月11日(木)に開催いたしました。イベントダイジェスト(1)をお届けいたします!

 

イベントダイジェスト(2)へ続く

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◆ ソーシャルフランチャイズ事業としての4年間の歩み

 

(青木)

本日はキックオフイベントにご来場いただき、またオンラインでもたくさんの方にご視聴いただきありがとうございます。

第一部では、まごころアパートがどのような事業なのか、弊社社外取締役の平川よりご説明いたします。

 

(以下、平川)

みなさん、こんにちは。実は、私の妻の実家がまごころアパート第一号の施主なんです(笑)

 

オーナーとして地域にどんなものを提供するのか、何のためにこの事業をやるのか、妻の実家の相続をどうするのか、どんな風に賃貸アパート事業をやっていけるか、事業を通じて地域貢献や社会貢献できるのか。そんなことを今日はお話したいと思います。

 

医療保険、介護保険、シニアをみまもる民生委員の担い手不足。もうそろそろ、公的サービスが限界ですよね。私たちはビジネスで社会課題の解決に取り組んでいく必要があります。

 

M21は保険外の民間自費サービスとして、地域に「シニアの住まいと生活支援のあり方」を提示してきました。元気な状態から、要支援、要介護へ変化していくシニアのみなさまにワクワクを提供し、健康の維持や改善の面でお支えし、介護予防の在り方を模索してきました。インパクトスタートアップ協会の正会員にも加えていただきました。

 

新聞社・販売コンサル事業から、ソーシャルフランチャイズ事業に変更してからのこの4年間で、44都道府県に220加盟店が広がり、2600名の登録コンシェルジュが全国で活躍しています。

 

また、地域に貢献しようと協力を申し出てくださった地方新聞社9社をメディアパートナーにお迎えしていて、2024年は20社以上に拡大を予定しています。加盟店各社の活動が地域に浸透するようしっかり広報していく仕組み作りの一環です。

 

 

 

◆まごころサポート1.0は、日本有数のシニアサポート・ネットワーク

 

M21はモノやサービスをただ売るということでなく、シニアに寄り添っていきたいと考え、このようなVISIONとMISSIONを掲げています。

 

VISION   シニアの毎日に豊かさを

MISSION  全てのシニアに良き隣人を

 

我々はシニアの課題をワンストップでソリューションするよう目指していますから、法律に抵触しない限りにおいて、徹底的に寄り添うサポートを届けていきます。

 

今までのまごころサポート1.0では、地域で100年続くなど信頼を得ている中核企業さんを加盟店にお迎えし、地域の役に立ちたいという人たちを集め、コンシェルジュとしてネットワークしてきました。

 

学生、フリーター、主婦、個人事業主、サラリーマン、アクティブシニアなど、どの地域にもいらっしゃるごく普通の人々がコンシェルジュとなり、地域の包括さん、ケアマネさん、民生委員さんと連携して、シニアの生活支援を行ってきました。

 

 

◆ まごころサポート2.0は、地域の「シニア・ライフ&ケアネットワーク」へ進化

 

まごころアパートは端的に申し上げると、Wi-Fiセンシングによる「みまもり&サポート」付きコミュニティ賃貸アパートのことです。

 

ジーバーFOODはシニアが作る手間ひまかけたお料理をオフィスや家庭にお届けする事業です。言ってみれば、シニアがワクワクする「おしごと」を提供する生きがい創造事業。

 

まごころサポート2.0の基幹となるのが「まごころアパート」と「ジーバーFOOD」。このふたつを組み合わせることにより、「安心」と「ワクワク」を感じる住まい環境整備が叶う。つまり、シニア向けにスマートライフシステムが提供できるようになるんです。

 

 

◆ まごころサポート2.0の「ビジネス&サービス展開シナリオ」

 

シニアの安心・ワクワク「住環境整備事業」ってひとことで言うとなかなか大ごとに聞こえるかもしれないんですが。各地域の「住宅地」にコンシェルジュがいる「小さな拠点」として「まごころアパート」を設置します。

 

生活支援って、点在している個々のお宅を訪問するのでどうしても見える化しづらい面もあります。そこで「まごころアパート」を住宅地の中の開かれた「小さな拠点」として周りから見えるように置けば、入居者だけでなくその周辺にお住いの方々も安心してサービス利用できるようになり、人の交流が生まれるでしょう。

 

また、住宅地内の拠点を中心としてその周囲に支援先が一定規模の固まりとなって存在することになりますから、コンシェルジュが離れたエリアを行ったり来たりするようなことにもならず、サポートしやすくなるでしょう。例えば関東であればひとつの拠点で50戸~60戸のシニアをサポートするイメージです。

 

さらに、まごころアパートの立地エリア一体に、防災無線端末のマゴコロボタンとWi-Fiセンシングを面的に導入していきます。これは「まごころ・みまもり&サポート」という月額サービスとして提供します。今までは20分当たり1,000円という設定のみでしたが、月額制の導入によりシニアにとってもご家族にとってもより支出の管理がしやすくなるでしょう。

 

そして先ほど申し上げた「ジーバーFOOD」の展開も加速していきます。これについては株式会社ジーバーの永野社長から後ほど詳しく語っていただきましょう。社会貢献意欲のある幅広い世代を受け入れるおしごとコミュニティを運営していく事業です。キッチンでお料理を作るほかに、コンシェルジュとしてのおしごとも提供していきます。

 

 

◆ 「まごころアパート」サービス・パッケージの構成

 

「まごころアパート」をどう作るかについては、もともとあるアパートを「リノベーション」する場合もあれば、今までお住いのご自宅を取り壊して「新築」でアパートを作る場合もあるかもしれません。

 

建物を建てたり、その不動産管理をしたりと言った本業を通じて、社会貢献型事業や地域の高齢化課題に取り組む「建築・賃貸不動産事業者のみなさま」に、このビジネスモデルを提供していきます。

 

また、「介護系や医療系の事業者のみなさま」が建物をサブリースで借りていただく手法もあり得ます。多忙を極めているみなさまが、より効率的かつ効果的に本来の介護・医療活動を行えるように、みまもりと生活支援サービスがセットになった住環境整備のビジネスモデルを提供していきます。ある介護事業者の理事の方が「福祉とは住まいである」とおっしゃいました。住まいの重要性を痛感します。

 

一方で、なんでも「まごころアパート」とは言えませんので、下記の要素をサービス・パッケージとして提供していきます。

 

●まごころアパートの建築計画/設計プランを提供

国交省モデル事業採択事業。シニア支援拠点付きのコミュニティアパート。

間取り、バリアフリー、リノベーション。

 

●まごころ・みまもり&サポートのサービス設計/運用プログラムの提供

まごころボタンと世界最先端・国際標準技術のWi-Fiセンシングデバイスの提供。

アプリの提供。デバイス設置・設定も。

 

●ジーバーFOODプログラムの提供

様々な世代を繋げ、社会に貢献しながら、ワクワク働ける場の運営手法。

おしごと説明会パッケージ。

 

●国交省「居住サポート住宅」制度対応/認定支援プログラムの提供

地方自治体との調整、居住支援法人、家賃保証事業者、医療介護事業者との連携支援。

 

◆ 「まごころアパート」の小さな拠点は様々な形で展開可能

 

公共住宅でシニアが安心して暮らし続けられるようにするには、どんなふうにシニアをサポートすべきかという社会課題があります。この課題に対しては、例えば賃貸不動産管理事業者のみなさまが、自治体の指定管理事業としてまごころアパートを提供する形があるでしょう。

 

大手企業さんから職員住宅など遊休資産のサブリースを受けて、地域貢献型施設、社会貢献事業の一環として提供する形もあるかもしれませんね。

 

あるいは、サ高住への入居が難しくて、自宅居住を余儀なくされているシニアがいらっしゃる。例えばお子さんが小さかった頃の家族4~5人向けの間取りのお住まいに、シニアがおひとりで住み続けるのもなかなかしんどい。

 

でも、引っ越せるような良い賃貸物件は近所に無い。そんな現実のお困りに対して地域の建築・不動産事業者と医療系・介護系事業者のみなさまが連携して、まごころアパートを提供していく可能性もあるでしょう。

 

◆ 「まごころアパートは「自宅居住」と「サ高住」の間の位置付け

 

自宅居住の場合、段々と住環境の劣化が進みますよね。地域のみまもりがシニアに十分に届かない心配や土地建物が有効活用されずに空き家化してしまう懸念もあります。

 

近年、サ高住も高額化し多くの人にとって入居がためらわれるものになっているようです。住み慣れた地域を離れるご不安やご負担もあるでしょう。ある調査では、必要以上に在宅サービスの提供がなされているのではないかとの指摘もされていて、自立高齢者にとっては支援が多すぎて、やりがい含めた生活力が落ちてしまう場合もあるようです。

 

自宅居住とサ高住。この2つの間を埋める居住形態があるのではないか、シニアが安心して住み続けられる住環境とはなんだろうかと考えました。

 

◆ 人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業に採択

 

例えば、近所におしゃれなシニア向けの賃貸アパートがあったら引っ越したいな。みまもりサービスを利用しながら自立的生活が続けられたらいいな。広すぎる自宅を売却して手元資金を増やして、安心して賃貸アパートで暮らせたらいいな。

 

そんなことをコンセプトにして「まごころアパート」を企画し、国土交通省「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」に応募し、令和4年に採択されました。現在、事業を進めていてこの秋に建物がようやく建つところです。

 

地域のみなさんが集えるオープンなコミュニティ空間を設置しますし、コンシェルジュ用の居住スペース、支援拠点スペースも用意します。

 

そして、人が仲良くなるのはやはり「食」ですよね。3度の食事、お茶の時間に集えるようなコミュニティキッチンを設置します。その日のお惣菜をみんなで作ったり、地域の方にお食事をお届けしたり。そうやって自然にお互いにみまもりあう関係性ができていくようにしたい。

 

ご本人の安心と離れて暮らすご家族の安心のために、24時間365日の常時みまもりを提供します。Wi-Fiセンシング等のIoT機器を活用し、シニアの活動状況や睡眠状況を把握していきます。

 

また、アクティブ期、要介護・要看護期、看取り期のように、変化していくシニアの暮らし方に、同じ間取りで対応できるよう、多様な利用パターンを想定したうえで居住スペースの設計をしています。

 

シニアが安心して住み慣れたエリアに住み続けるための、ひとつの在り方として、こんなモデル事業を進めていきます。

 

 

国土交通省人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業 イメージ図より。

 

◆ 日本初、ボタンひとつのみまもり&防災サービス。自助、共助、公助。

 

「災害からシニアを守りたい」と思いを込めて開発したのがマゴコロボタンです。スマートフォンやインターネットは必要ありません。コンセントに挿すだけです。

 

自治体の防災情報一斉配信システムとの連携が可能です。いざという時は音と光で避難を呼びかけてくれます。生音声に加え管理システムに入力したテキスト文書をボタンが読み上げることもできます。

 

ご家族やご友人、ケアマネジャーさんやヘルパーさんのLINEと連携することで、お互いの音声をメッセージとして送受信するなど、日々のコミュニケーション、安否確認に活用できます。

 

ご家族がいらっしゃらない利用者も暮らしの中でのお困りごとを簡単に意思表示できる機能があります。例えば、ボタンをカチッと1回押すとその日の服薬確認やゴミ出しのメッセージを流すことができますし、2回押していただくとコンシェルジュから「おばあちゃん、こんにちは。何か御用はありますか?」と電話がかかってきます。日常に溶け込んで使い慣れるからこそ、いざという時に「実際に押せる」ボタンとなるのです。

 

 

※マゴコロボタンは、100歳でも使えるシニア向けIoTデバイス。佐賀県みやき町、福島県広野町、富山県高岡市に導入。今後も様々な自治体への導入が予定されています。

 

◆ 24時間365日のみまもりが、シニアと家族に与える安心感

 

まごころアパートに導入するWi-Fiセンシングは、株式会社おきでんCplusC様の協力をいただいています。デバイスはシンガポールに本社を置く nami.ai Pte. Ltd が企画・製造しています。

 

センサーにカメラやマイクは付いていませんからプライバシーに配慮されていて、お部屋の中でもくつろいだ気持ちでお過ごしいただけます。

 

活動センサーは、日中必ず立ち寄るキッチンやお手洗い、リビングなどに設置します。コンセント型をしているので、「挿し口がひとつ減っちゃうわ」と言うこともありません。睡眠センサーは寝室、ベッドのそばに設置して、就寝から起床までよく眠れているかという状況をセンシングします。

 

例えば、沖縄を離れて東京にいらっしゃる娘さんが、スマホアプリからお母さんの「いつも元気」を確認できる。活動センサーのデータを見て「朝から元気に動き回って、日中はお出かけしているのね」ということが分かるでしょう。

 

睡眠センサーのデータを見て「あれ?最近おかしいな。眠れていなそうだな」というタイミングで気遣いのお電話ができる。お母さんも「調子悪いなあ」という時にちゃんと娘さんから電話が来てうれしい。そんなお互いの安心に貢献するものなんです。

 

 

※株式会社おきでんCplusCが提供する、カメラやマイクを使わない世界最先端WiFiセンシング技術を搭載した、コンセント型の活動センサーと丸型の睡眠センサー。平時よりシニア宅の状況をプライバシーに配慮しながら確認することが可能。災害時においては在・不在情報が避難支援に活用できる。一定時間活動・睡眠が検知されない場合における孤独死放置可能性をいち早く家族・地域関係者・自治体等へエスカレーションできるようになり、これまで随時対応が大きな負担となっていた自治体・公的機関のほか、不動産系事業者、介護系事業者等の負担軽減に寄与します。

 

◆ みまもり、介護、看護を「効率的かつ効果的に」

 

そうやって、24時間365日取得したデータを1週間単位で見ていきますと、家庭内の活動や外出の有無、頻度が見える化します。睡眠の時間、深さを把握することができます。

 

Wi-Fiセンシングが無いこれまでは、「あのおばあちゃん、元気かな?」「そろそろお訪問した方がいいかな?」とルーティン的だったり、感覚的にサポートをしていました。

 

Wi-Fiセンシングのデータを活用すると、ごく普通のコンシェルジュが「あれ?昨日も今日も眠れてないな」「寝つきも良くないし夜中に目が覚めている」「散歩にも行けていないみたいだし、今日は訪問して顔色を見に行こう」といったように、適切なタイミングでサポートが行えるようになります。

 

冷蔵庫のドアの開閉センサーで、生存確認はできるかもしれませんが、よく眠れているかどうかの睡眠状況までは分かりません。より効果的に、より効率的にということですね。

 

認知症が進むと実際の時間と体内時計に時間のズレが生じるため、日中と夜間の区別が付きにくくなりますよね。睡眠の状況を把握するということは、データに基づいて、そうした徴候をキャッチできるということなんです。

 

どうやってシニアを地域の医療、福祉関係者のみなさまと共に支えていくか。まごころアパートではここに踏み込んでいくため、みまもりにWi-Fiセンシングの技術を採用させていただきました。まごころみまもり&サポートを通じて得られるあらゆる情報データを収集・分析するCRMシステムにはセールスフォースを採用しています。

 

裏側のシステムは徹底的にハイテク。表側のサポートは温かなハイタッチ。この両立を目指しています。

 

 

◆ 居住サポート住宅制度への対応

 

今後、国土交通省が居住サポート住宅制度を創設すれば、ICT等による安否確認、居住支援法人等の訪問によるみまもり、福祉サービスへおつなぎしたりといったことが要件化され、仕組みとして動き出します。

 

まごころアパートのビジネスモデルは、まさにこの「居住サポート住宅」制度に対応するものです。地域の民生委員さん、ケアマネさんに情報共有をさせていただき関係性強化をし、医療系事業者、介護系事業者のみなさまに、活動情報や睡眠情報をぜひお役立ていただきたいと考えています。

説明はここまでとなります。

 

(青木)

平川役員のお話でした。まごころアパートっていうのは、建物を作って、売って、ただ入居者を集めるのではなく、地域全体でシニアをみまもっていこうという取組です。少子高齢化って街が暗くなっていっちゃうんですよね。どうやったらおじいちゃんおばあちゃんたちと街を明るくしていけるか。そんなことをお伝え出来たかと思います。

 

まごころアパートの重要なキーワードがふたつ出ました。Wi-Fiセンシングと、ジーバーFOOD。センサーをただお部屋に置くだけなら「みまもり付きのお部屋」ということなんですが、それだけではなく「生活支援」や「おしごと」までもついてくる。それが、私たちのまごころアパートです。

 

ではここからは、株式会社おきでんCplusCの上原さんにバトンをお渡しして、Wi-Fiセンシングの可能性を大いに語っていただこうと思います。

 

イベントダイジェスト(2)へ続く

イベント開催概要はこちら

イベント動画は近日公開予定

 

 

 

 

 

 

 

この度、2024年8月6日(火) / 7日(水)に東京ビッグサイトで開催される「賃貸住宅フェア2024東京」に出展することが決まりました!当日のブースでは、自治体をはじめ、不動産・介護・医療業界の皆さまから注目をいただいている様々なコンテンツを展示予定です。

 

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・シニア向け住環境整備事業「まごころアパート(不動産)」
・シニアの毎日を音声で支援する「マゴコロボタン」
・24時間365日シニアの活動データを可視化する世界最先端の「スマートコンセント」
・シニアの睡眠を見守るテクノロジー「WiDAR」 など
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“シニアのちょっとしたお困りごと解決“からスタートしたまごころサポートですが、現在はエイジテック・不動産・シニアの生きがい創出など、サービスの多角化が進んでいます。ご来場の際にはぜひ当社ブースへお立ち寄りください!

 

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まごころサポートでは事業を通して、地域貢献・まちづくりを実現するため、
各地域でパートナー企業を募集しています
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【展示会概要】
● 名 称:賃貸住宅フェア2024東京
● 会 期:2024年8月 6 日(火)~7 日(水) 10:00~17:00
● 会 場:東京ビッグサイト(東京都江東区)
● 小間番号:C3-3(西 1 ホール)
● 公式サイト:https://zenchin-fair.com/2024/tokyo/

 

◆連絡先

MIKAWAYA21株式会社

TEL 03-6433-0806(平日9:00〜18:00)
E-mail support@magocorosupport.com

2022年12月に国土交通省が公募した「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」にMIKAWAYA21株式会社が下記の事業にて採択されました。当モデル事業の説明会を3月6日(月)に開催いたしますことをお知らせいたします。

 

 [ 事業概要 ]

「まごころアパート」:住宅地でのシニア支援スタッフ居住拠点整備/コミュニティ機能付設型賃貸アパート開発立地を契機とする、地域での包括的「みまもりあいネットワーク」構築事業

 

 

国土交通省「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」とは※1

 

 

高齢者、障害者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進するため、ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応したモデル的な取組を実施する民間事業者等を公募し、学識経験者からなる評価委員会を経て、先導性が認められたプロジェクトを支援するものです。

 

※1「国土交通省HP」より https://www.mlit.go.jp/report/press/house07_hh_000254.html