2021/12/06
コラム
内容
東京から特急に乗って一時間弱、大月駅を下車して車で飛ばすこと30分、集合場所は「道の駅こすげ」。
山梨県の中にあって、自然豊かな緑に囲まれた小菅村は紅葉も終わりに差し掛かっているもの の丘陵が目にも美しい素敵な場所でした。
この小菅地区は300世帯、700人の集落ということもあり暮らす人たちの家屋もあちこちに点在 している様な長閑な雰囲気です。
そんな中にあって、今回お誘いいただき、大いなる挑戦を行っている『株式会社エアロネクス ト』がドローンに関する様々な実証実験、そして、開発を行っている本拠地でもある場所なのです。
これまでにもシニアの暮らしに必要になるであろう“物流“の面において、ドローンという存在の必 要性はMIKAWAYA21としても、まごころサポートとしても、トライしてきた過去があります。
しかし、法規制や、開発の進捗などから中々難しい分野であることも身に沁みて分かっていた分 野でもあるのです。
そこで今回、お声がけいただいたエアロネクスト社のドローンに関する様々な取り組みを見せて いただき、シニアにとって、日本にとって、明るい未来が開けることを感じることができました。
エアロネクスト社は実際に小菅村にSkyHubという新スマート物流のしくみを導入し、ドローン配送と地上配送を組み合わせてお買い物代行サービスを提供しており、今年に入って実際にドローンによる配達を実に211回も行い、その全てが成功していると いうのだから、これは驚きでした。
この300世帯という小さな集落にあって、実際にドローンが届けることのできる“ドローンスタン ド“が5箇所も設置されており、お電話やLINEで注文を受けて、買い物に不便な場所への配送を実現して いるので実績を作っておられます。
他にも驚くべきは、この小菅村の中に開発用の施設があり、そこには様々なバージョン違いのド ローンが実際に置かれ、開発を実際にこの村の中でアップデートもしているというのだから、これもまた驚きでした。
当日見せていただいたエアロネクスト社のガレージの脇には美しい小川が流れており、実際にエ アロネクスト社の方々もワーケーションなどの観点から多く訪れて、村に馴染み、そして最先端の 取り組みをどんどんしているということが実感できました。
この日に色々なお話をお聞きしている最中も、テレビや新聞社などの取材がひっきりなしに来ており、その注目度にも驚きと感動をいただきました。
来る2025年に向けて、私たち「まごころサポート」もどんどん進化を続けなくてはならない中に あって、エアロネクスト社の技術力からは多くの学ぶことができました。
これからのシニアの生活における、安心・安全、そして便利を追求する、まごころサポートとして、 この様な先端技術とのパートナーシップも視野に入れて、活動をしていくヒントと刺激を受けた素敵な一日でした。
株式会社エアロネクスト
産業用ドローンの研究開発を行うテクノロジースタートアップ。
重心の最適化により機体の安定性、効率性、機動性を高める機体構造技術4D GRAVITY®︎をベースに物流専用機体を開発すると同時に、多くのパートナー企業と共にドローン物流の社会実装に向けて新スマート物流のプラットフォーム構築と展開に取り組んでいます。