MIKAWAYA21 株式会社(本社:東京都荒川区、代表取締役社⻑:⻘木慶哉)と、沖縄電力グループの株式会社おきでん CplusC(本社:沖縄県宜野湾市、代表取締役社⻑:仲程拓、以下おきでん CpulsC)は両社が緊密に連携・協力して、「やさしいみまもり」の商用化実現に向けて、覚書の締結を致しましたので、お知らせします。
おきでんCplusCは2021年5月の設立以来、沖縄県内の14市町村(県内在住高齢者70%以上をカバー)において、マイクやカメラ、ウェアラブルを使用せずに活動や睡眠を検知するプライバシーに配慮した大規模社会実証「やさしいみまもり」の成功をおさめて参りました。大規模社会実証での成功を基に、沖縄県内での本格的な実用化や全国的な展開を図っています。
MIKAWAYA21は、シニアの日頃のあらゆる「ちょっと困った」を解決に導く「まごころサポート」を展開しています。家事のお手伝いからプロのサービス提供、専門家の紹介まで、全国の地域密着ビジネスを行う220店の加盟店を拠点に2300名以上のスタッフ「コンシェルジュ」が各地域のシニアをサポートしています。※ 2024年3月4日現在
すでに両社は、2023年7月より沖縄県事業「離島・過疎地域づくりDX促進事業」を展開している国頭村、大宜味村、東村において連携し、MIKAWAYA21による「まごころサポート」のノウハウを活用した高齢者宅訪問・生活サポートを実施しています。本連携において「やさしいみまもり」が提供するデータを活用した効果的な高齢者への声かけや密なコミュニケーション、および自治体・関係機関(区長、地域包括支援センター、社会福祉協議会、民生委員など)との関係性の強化を通じ、地域の結(つながり)を深める取り組みを実現して参りました。
今後MIKAWAYA21が持つ全国フランチャイズネットワークも活用し、「やさしいみまもり」の商用化に向けて両社が密に協業・連携していくことを確認し、今回の覚書の締結に至りました。また、覚書の締結に併せて、MIKAWAYA21のフランチャイズオーナー企業(26社40人)がおきでんCplusCデモハウスの見学や、大宜味村役場、東村川田区長、利用者との懇談会を実施して、「やさしいみまもり」商用化実現に向けて、取り組みの理解を深めました。
本覚書により「やさしいみまもり」を沖縄から日本全国の自治体への展開を加速し、世界で最も高齢化が進む日本における自治体等の負担増加や家族の時間的・経済的負担の増加という社会課題を解決すると共に、高齢者がいつまでも元気で笑顔に満ちた暮らしづくりに貢献して参ります。